嵐山商店街の七夕まつりにてpalanARで作成したフォトフレームをご活用!

今回は嵐山商店街の木村さまに、七夕まつりにてご利用いただいたpalanARのフォトフレームについてお話しをおうかがいしました。

今回の施策概要を教えてください。

毎年嵐山商店街では七夕まつりを開催しています。商店街の各お店の前に竹の笹を配置し、お客さまにはお願いごとを短冊に書いてくくりつけてもらっています。
コロナ禍でも盛り上がれるような施策はないかと考えた時に、通りのポールにQRコードを貼り付け、スマートフォンで読み取ると写真撮影ができるフォトスポットとして表現できたらおもしろいと思い、ARフォトフレームを作成することになりました。
フォトフレームは嵐山商店街のゆるキャラ「月橋渡」くんとの記念撮影を楽しめるデザインになっています。

ARフォトフレーム宣伝 掲示物
(画像:嵐山商店街 公式ツイッターより)

反響はいかがでしたか?

嵐山にくる観光客の方が街中で写真撮影を楽しんでくれている様子を何度か見かけました。それから一つ嬉しいなと思ったことがあって、地域の老人ホームのスタッフさんが、ARフォトフレームの中で満面の笑みを浮かべているおばあちゃんの写真をインスタグラムに載せてくださっていたんです。その投稿をみて本当にやってよかったなと思いました!
観光客の方だけに楽しんでもらうのではなく、地元の方々の娯楽としても喜んでもらえるようなコンテンツとして根付いていってくれたら嬉しいです。

palanARをどのように知りましたか?

WebARのフォトフレームを活用した企画をやりたいと考えていたのが先で、それを作成できるツールをネットで探していたときにピッタリはまったのがpalanARでした。

palanARをご利用いただいた理由をお聞かせください!

主に2点あり、一つ目はコスト的に安価にWebARを作成できること、二つ目は非常に直感的に操作ができる点でした。全くの素人がフォトフレームのデザイン作成などを行っていたため、画像のアップロードが簡単だったことや、作成したフォトフレームを実際の体験画面で都度確認しながら作業できた点はとても助かりました。

今後も継続してpalanARを使用されたいですか?また、どのように活用していきたいとお考えですか。

ARフォトフレームを着地型の一コンテンツとして利用するだけではなく、SNSを活用しつつ「嵐山商店街では楽しいことをやっている」ということを知った上で観光客の方が嵐山を訪れてくれるような誘導コンテンツとしてのARを作成していければと思っています。
あとは飲食店であれば料理写真を撮影する専用のフォトフレームを作ったりと各個店さんベースで活用の幅を広げられそうだと感じています。

最後に、こんな機能が欲しい、こんなことができれば・・というご要望はございますか。

ARフォトフレームの作成画面上で素材のトリミングなど編集ができたらもっと使いやすいなと思っています。
あとはデジタルベースの観光マップでいつかAR技術を活用できたらと考えています。
例えば観光客にとっては車いす用のトイレの場所やゴミ箱の配置場所を見つけることが難しいなどの問題がありますが、スマホを通してみるとリアルな空間上に矢印で案内が表示されたり、観光客の方が抱える問題をマップとリンクさせたARで解決できるコンテンツも作れたらおもしろいなと思います。

編集後記

今回はpalanARで作成したARフォトフレームをイベントにてご活用いただいた事例をご紹介しました。
実際のイベント時の様子や嬉しい反応を詳細におうかがいでき、とても光栄に思います!

またpalanARでは撮影した写真をハッシュタグをつけてSNSで共有できる機能が最近追加されました。
編集画面左上の「プロジェクト設定」を選択いただき、「撮影時の共有設定」からハッシュタグの文言も指定することができます。ぜひSNSと連携させてAR施策を盛り上げたい際にご活用ください!

palanARでの共有設定

嵐山商店街 公式ツイッター:@s_arashiyama
嵐山商店街 公式キャラクター「月橋渡(つきはしわたる)」:@tukihashi