妖怪掛け軸専門店の大蛇堂様に展覧会でぬりえAR・ARマーカーを活用いただきました。
妖怪掛け軸作家の一條様に展覧会での来場者向けAR体験作成にpalanARを活用いただきました。
施策概要を教えてください。
展覧会『山梨の妖怪展2023』(会期8/29-9/3)の会場で体験できる、来場者のためのARとしてpalanARを活用しました。
会場では、人形にまつわる伝説をご紹介。山梨県大月市に伝わる『金の人形』のイラストを掛け軸にしたものを展示しました。このイラストをもとにした3.5cmほどの立体造形を立体造形作家の餅雪さんに依頼し作成する過程で3Dデータを作成したため、ARを作成し現地で体験できるものを追加しました。
palanARをご利用いただいた理由・決め手はなんでしたか?
3DデータをAR化でき、お客様にアプリをダウンロードしていただかなくても体験できるプラットフォームを調べる中で、palanARに行きつきました。
3DデータのARが作成可能であること、ぬりえARが作成できることの2つが利用したきっかけです。また、ARの作成や調整が簡単なことも決め手になりました。
今後どのようにARを活用していきたいとお考えですか。
10月17-22日に山梨県大月市の町おこしも兼ねて『鬼と山梨の妖怪展in中樹山淨照寺』を開催します。ここでは駅〜淨照寺の間の道のり徒歩約45分のあいだ数カ所にARの屋外設置、また本堂前に巨大な地元に伝わる鬼の3DARを展開する予定です。
今後palanARに期待することはありますか?
今回のAR展示で『ARを動画で撮りたい』というお声をたくさんいただきました。また、ぬりえARで読み込んだ画像をスマホ画面内の任意の場所に自分で移動させることができると記念撮影しやすいと思います。
編集後記
大蛇堂の一條様に、展覧会でpalanARを活用いただいた経緯を共有いただきました。
作成された3DモデルをARへと素敵に活用いただき、嬉しく存じます!
ぬりえARは現実で色をつける体験がARに反映されるので展覧会との相性も良さそうです。
ARを動画で撮りたい場合、ぬりえARでは設定できないのですが、ARマーカーでしたらイベントを設定することで動画撮影ができるようになります。活用いただけますと幸いです!
▼大蛇堂
- 大蛇堂
- 展覧会『鬼と山梨の妖怪展in中樹山淨照寺』会期:2023年10月17日(火)- 10月22日(日)