山形県白鷹町 歴史民俗資料館「あゆみしる」常設展示品の「上州式座繰り機」と「縄ない機」および山形県長井市の市宝の「縄文土器」のARを作成いただきました。
今回は、山形県長井市にて建築土木関係の3Dモデルの作成および地域の歴史的建築の伝統文化を継承していくものとして3Dモデル/ARを提案されているFreedom代表の土屋様にお話を伺いました。
施策概要を教えてください。
山形県白鷹町 歴史民俗資料館「あゆみしる」様に地域の歴史的建造物や伝統を伝承するためのARを提案させていただいたいのが、始まりとなります。
常設展示品の「上州式座繰り機」と「縄ない機」の3Dモデルと実際に「上州式座繰り機」と「縄ない機」が稼働する様子を表した動画を用いて、palanARでARを作成しました。
また山形県長井市古代の丘資料館の常設展示品「縄文土器」を、長井市さんから許可をいただき3Dスキャンしました。
体験していただいた方は、「なんでここに見えるの?」「今はこんなこともできるんですね」などと、とても驚かれていました。
またあゆみしるさまから、ネット上にでも見てもらえて展示会場でも体験いただけるのでとても有意義だとご意見をいただきました。
palanARをご利用いただいた理由・決め手はなんでしたか?
5.6年前から3DモデルのARとしての活用方法を模索していました。
ネット上でARの活用方法を情報として得ることはできていました。
しかしAR作成ツールは、コードを必要とするものが多く、私には使いこなすことができませんでした。
そんな中、検索して見つけたのがpalanARでした。
実際に触ってみたところ使いやすさを感じ、それ以来継続的に使っていました。
palanARはオブジェクトファイルのインポート方法がシンプルでわかりやすいですし、マーカー、GPSなどさまざまな種類のARを無料で試せます。個人的にクロマキー動画を使える点もとても便利だと感じています。
またアクセス解析があるため、どれくらいの方に体験していただけたかを確認できるのも、良いところですね。
今後どのようにARを活用していきたいとお考えですか。
観光地の看板をマーカーにして、観光地を紹介する動画や3DモデルをARで表示したり、また山形鉄道「フラワー長井線」の各駅の看板をマーカーにして、フラワー長井線の駅を巡るスタンプラリーARをイベントなどで使っていただけるように提案していきたいと考えています。
今後palanARに期待することはありますか?
3Dモデルで表示した建物の中に入って、目的の部屋まで矢印で案内するようなことをしたいと思っています。
画像認識で作成したところ、体験画面でオブジェクトに近づくと、自分からオブジェクトが離れていってしまいました。
もし他に方法があったら知りたいです。
編集後記
Freedom土屋様に、山形県白鷹町 歴史民俗資料館「あゆみしる」常設展示品の「上州式座繰り機」と「縄ない機」の展示にpalanARを活用いただいた経緯を伺いました。
作成された3DモデルをARへと素敵に活用いただき、嬉しく思います!
プレミアム平面認識で3Dモデルを大きく表示していただくと、体験画面でオブジェクトに近づくことができ、さらに3Dモデルの中に入り込むことができます。ぜひお試しくださいませ!
駅を巡るスタンプラリー、ぜひ一緒に実現したいと思いました!
今後もお困りの点やご要望がありましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。
▼Freedom / 白鷹町歴史民俗資料館 あゆみしる
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