インパクトのあるAR年賀状作りの裏側をyuki.awaji様に伺いました

palanARの画像認識ARを使用した、インパクトのあるAR年賀状作りの裏側をyuki.awaji様に伺いました。

作成の背景を教えてください。

インパクトのある面白い年賀状として、流行りのARを使ってみようと考えていました。ARは時代の先駆けの技術で、まだ体験したことのある人が少なく、渡した際に「おっ」と驚いてもらいたいというのが背景です。

年賀状の写真.png (281.6 kB)

検索する中で8th Wallの技術を金額面、使用感でも手軽に使うことができるpalanARを見つけ、ちょうどコンテスト期間で無料で作れるようだったので試してみました。

完成した年賀状AR.png (302.7 kB)

今回、palanARだけでなくblenderも初めての挑戦となったのですが、無事に作成を進めることができました。

イラスト.png (302.6 kB)

blenderで立体化.png (158.2 kB)

年賀状を受け取った友人は「このQRコードはなんだろう?」と興味を持ってARを体験してくれて作成してよかったです。

palanARをご利用いただいた理由・決め手はなんでしたか?

1番は8th Wallと連携していることが決め手です。
他のアプリレスで動かすAR系の技術よりも、平面や画像認識の性能が良いと感じており、8th Wallを使いたいと考えていたのですが、個人で利用するには金額が高くどうしようかなと考えていたところだったのでpalanARがぴったりだと思いました。

palanARは3Dを視覚的に確認しながら編集することができるところが魅力的だと感じました。通常はプログラムを組んでやっと画面を確認できる部分が、palanARを活用した場合ではエディタ画面上で簡単に3Dを視覚的に設置、編集できることもあり、かなり時間を短縮できたのでとても良かったです。

palanARでの作成.png (103.3 kB)

光を回転させることやオブジェクトを上下させ続けることなど、、基本機能だけではできない部分が出てきたためカスタムコード機能を活用したのですが、やりたいことが実現できたのでよかったです。他サービスのエディターを試した際はつまずくところがあったのですが、palanARのエディターでは短いコードで動かすことができました。

今後どのようにARを活用していきたいとお考えですか。

現在淡路島に住んでいるのですが、集客に課題がある部分があります。特に若い人に来ていただきたく、人寄せのコンテンツとして使ってみたいです。簡単にARを作れるため、プロトタイプ作成から検証までスピーディにできるところがpalanARの魅力的だと感じています。
交流のある商店街の方に作ったものをお見せして、将来的に施策として活用してみたいです。

今後palanARに期待することはありますか?

カスタムコード周りの改善があると、さらに作業効率が上がるのではないかと期待しております。
個人利用で8th Wallを使う場合は費用面でハードルがありますが、palanARはお手軽にその技術を利用できるので今後も楽しんで使っていきたいです。

編集後記

今回は、yuki.awaji様に年賀状を認識して龍が飛び出すARを作成いただいた背景を伺いました。

さまざまなツールを使ったことのあるyuki.awaji様に、palanARを隅々まで触っていただだけてとても嬉しく感じます!年賀状を受け取った方も楽しんでいただけたようで素敵なお話でした。

palanARでは、アクションを組み合わせることで複雑な動きも実現できるようになりますが、カスタムコードを使うことで更に理想の作品に近づけることができます。

使いやすくなるよう引き続き改善を続けてまいります!


▼yuki.awaji様個人サイト
- https://studiorisu.kemono.cc/