三重県志摩市大王崎で活動されるじゃまテラス様に、待ち時間を楽しむARを活用いただきました。
三重県志摩市大王崎で活動されるじゃまテラス様に、待ち時間を楽しむARを活用いただきました。同社が運営する「がけっぷちカフェ」では、デリバリーまでの待ち時間を楽しむARミニゲーム・フォトフレームを提供しております。
ARやデジタル技術の取り組みのきっかけについて教えてください。
じゃまテラスは三重県志摩市大王崎にて、20名ほどで活動を行う地域活性化団体です。マルシェやイベント、ワークショップ、観光案内、地域おこし協力隊の受け皿など、志摩市や志摩市観光協会、地元自治会などと共同して、様々な活動を行っています。
その中で、観光事業の一環として大王埼灯台の麓にウッドデッキをボランティアで設置し、今年度からカフェやデイキャンプ・チェアリングなどを行う計画を立てています。特にカフェは、「がけっぷちカフェ」という名前で、今年4月から大王崎の景色を楽しみながらコーヒーやスイーツを楽しめる企画です。QRコードを使ったデリバリー形式のカフェですので、待ち時間にARを使った宣伝や写真スポットができないかと考え、活用を決めました。(4月24日現在がけっぷちカフェは、メンテナンス中です。5月中旬から再オープンの予定です。)
施策概要を教えてください。
大王埼灯台の近くにある八幡(はちまん)さん公園にQRコードを設置しました。このQRコードを読み取ることで、地域のキャラクターである「だんだらぼっち君」が登場し、ARを使用した観光案内をお楽しみいただけます。また、ウッドデッキにて「がけっぷちカフェ」メニューを注文、デリバリーでお届けすることが可能です。待ち時間には、「だんだらぼっち君」が登場するミニゲームARや、約3種類のARフォトフレームをお楽しみいただけます。ぜひ、「がけっぷちカフェ」に足を運び、ARフォトフレームを使用して、大王埼灯台からの景色を撮影してみてください。
今後どのようにARを活用していきたいとお考えですか。
今後の企画では、観光事業の面で、地域をより盛り上げられるような活用をしたいです。ARを用いたWeb広告や、観光案内、写真スポットなど、季節に合わせて、楽しみが変化するような、バライティに富んだ活用ができたらいいなと思っています。
また、志摩市大王崎は絵描きのまちでもあるので、絵のモチーフを生かすようなデジタルギャラリーをARで、できたらいいなとも思っています。自然や街の中に溶け込むようにARの絵画が表示されるなど、観光客を呼び込める施策を行いたいです。
▼一般社団法人じゃまテラスHP
https://www.jamaterrace.com/
▼絵かきの町大王webギャラリー
https://iseshima-daiozaki.com/ekaki/