記憶に残るAR名刺作り: メタバースアーティストの貰って終わりにならない新しい体験への挑戦

palanARの画像認識を使用した、記憶に残るAR名刺作りの裏側を3Dモデラー・メタバースアーティストとして活動されるKōH様に伺いました。

ARやデジタル技術の取り組みのきっかけについて教えてください。

渋谷の百貨店で、依頼を受けて制作をしたキャラクターのホログラム作品が展示されたことがきっかけです。現地を訪れた際、百貨店の担当者やホログラム制作の企業の方と名刺交換をすることになり、相手の記憶に残るインパクトのあるARを使った名刺に新調することにしました。
事例KoH様1.png (302.7 kB)

施策概要を教えてください。

作成したのは、裏側自体がマーカーとなっている名刺ARです。
名刺裏面にあるQRコードを読み取り、そのまま裏側にかざすことで、日本風と中華風を混ぜた世界観の3Dモデルが登場します。建物の3D制作が得意なので、中華風の丸窓からイメージした世界観で、背景の建物、自分の分身を意識したキャラクターの順に作成しました。

交換の場で実際に渡してみると、すぐに試していただいて、AR名刺の話題で盛り上がりました。今後のAR名刺の発展にも期待しています。
事例KoH様2.png (302.7 kB)

palanARをご利用いただいた理由・決め手はなんでしたか?

ノーコードで簡単に作れることが決め手でした。
以前、WebARを自分のWebページに組み込みたく、プログラミングに挑戦したのですが、難しくて挫折していました。
直感的に操作でき、簡単にARが作成できるpalanARは本当に便利だと思います。

今後どのようにARを活用していきたいとお考えですか。

私は、この技術を名刺だけでなく、コンサートやアミューズメントパークのチケットに活用したいです。付加価値をつけたり、広告として利用したりすることで、貰って終わりにならない新しい体験に繋げたいです。ご興味のある方は、ぜひお声がけをいただけると嬉しいです。

今後palanARに期待することはありますか?

ノーコードという面で、今でもすごく使いやすいと感じています。作成用の素材が豊富にあり、UIも自分好みにカスタマイズできるため、非常に便利だと思います。
今後期待したいことは、アニメーションです。3Dモデルを制作しているので、キャラクターに動きをつけられるとより楽しそうです。


▼KōH様Webページ
https://koh-official.studio.site/

▼KōH様X
https://twitter.com/KoH_3D/