奈良県明日香村にAR!? palanの新感覚ARマップ「AR Maps」が「AR明日香村スタンプラリー」に採用されました!

WebAR作成サービスpalanAR(パラナル)と新感覚ARマップ「AR Maps」が、2023年12月1日(金)〜2024年11月30日(土)まで、奈良県明日香村で行われる「AR明日香村スタンプラリー」で採用されました。
奈良県明日香村内の対象スポット11か所に設置されたQRコードにアクセスすることで、どこからでも気軽にお楽しみいただけます。

ARコンテンツについて

奈良県明日香村内の対象スポット11か所に設置されたQRコードをスキャンすることで、3Dキャラクターが出現し、スタンプをゲットできます。またスタンプをゲットすることで、飛鳥村の名所の歴史について知ることが可能です。

◾️体験方法
①奈良県明日香村内の対象スポット11か所に設置されたQRコードをお手持ちのスマートフォンで読み取ります。
② 各スポットで「AR体験する」ボタンを押すと、3Dキャラクターが出現し、明日香村の各名所の歴史を説明してくれます。
③ キャラクターの写真を撮影することでスタンプを入手出来ます。
④ スタンプを集めることで、景品や豪華プレゼントの応募が可能となります。

◾️「AR明日香村スタンプラリー」概要
期間: 2023年12月1日(金)から2024年11月30日(土)
主催: AR明日香村スタンプラリー実行委員会
   (株式会社ロイスエンタテインメント、飛鳥おもいで堂、株式会社palanにて構成)
後援: 明日香村
詳細URL: https://arkanko.jp/asuka/

本施策の背景

従来の観光は、名所の歴史や情報を伝えるために立て看板やパンフレット等が用いられてきましたが、味気ない説明文が多いため、観光客の興味を引くことが難しいのが現実でした。
しかし、今回のARスタンプラリーは、スマートフォンを持って現地へ訪れると、画面上のかわいい3Dキャラクターが、それぞれの場所の歴史についてわかりやすく情報を教えてくれます。
そして、キャラクターと一緒に記念撮影もできるため、ゲーム感覚で楽しむことができます。
ARという新しい技術を駆使して、それぞれの観光地の歴史的価値を伝える一助となるようなツールを目指します。


観光農林推進課課長 小野様「明日香まるごと博物館への思い」

明日香村の観光農林推進課 課長の小野 智貴(おの ともたか)様から明日香村ARスタンプラリーに対してのメッセージをいただきました。

平成29年に過疎地域に指定されている明日香村では、持続可能な地域づくり・地方創生として、観光産業を軸とした複合的な分野を巻き込んだ観光地経営を目指す「明日香まるごと博物館づくり」と称して、様々な取り組みを展開しています。
 また併せて、この貴重な歴史文化資産を次世代の誇りとして継承していくため、「飛鳥・藤原」として世界遺産登録も目指しています。
 今回、明日香村チャレンジショップASUCOMEの卒業生である、飛鳥おもいで堂の西川勝博様から(株)ロイスエンターテイメント様と(株)palan様と協働事業として、「AR明日香村スタンプラリー」のご提案を頂きました。
 明日香村の観光実態として、観光来訪者の客層がシニア層に集中している傾向となっており、幅広い年齢層の来訪を実現することで観光消費額の増加や滞在時間の延伸していくことが一つの課題となっています。
 これまでの村の取り組みでは、歴史文化ガイドツアーや講演会など歴史好きの皆様には人気を博していましたが、一方では、どうしてもアカデミックな要素が前面に出ている取り組みが多く、結果として、歴史に対して苦手意識のある若年層等を遠ざけてしまう課題が表裏一体で存在していました。
 「明日香村ARスタンプラリー」では、前面に非常に可愛く愛らしいデザインされたキャラクターがお出迎えしてくれるとともに、ARで登場するキャラと亀石や石舞台古墳とのコラボ写真が撮影できる仕組みは、特に若者や女性に楽しんで頂ける新たなきっかけとエンターテイメントを実現して頂いており、村の魅力をより多くの方々に知ってもらい、楽しんでもらう機会を生み出して頂いたこと、厚く御礼申し上げます。
 このような新しい取り組みを皆様と一緒に着手できたこと、また、様々な取り組みへの切り口を切り開けたことは、人口減少に直面する本村にとっては、本当に有意義なことと実感していますとともに、今後とも引き続き明日香村や「飛鳥・藤原」の魅力を発信して頂けることを大きく期待しております。

◾️明日香村について
奈良県明日香村は、聖徳太子の生誕の地であり、飛鳥時代の都です。明日香村には飛鳥時代の遺跡・史跡が数多く発見されていますが、その場所に行っても跡地しかないために、若年層の観光客にとっては少しとっつきにくいところがあります。そこで今回は、スマートフォンでのARでかわいいキャラクターを使って、分かりやすく説明しています。