主催:株式会社palan / 協賛:Niantic,inc , オリエ アート・ギャラリー
たくさんのご応募ありがとうございました!
ウィンターチャレンジプランで作成いただいたARは受賞作品を除いて3月1日より非公開となります。ご了承ください。
結果発表
MRデバイス賞
yuki.awaji 様
年賀2024!!淡路島えんぎもの探し
淡路島🏝️に縁起物⛩️が現れた!全部見つけると願い✨がかなうらしい…?まずは🏔️フジさん🏔️を探してみよう🔎
受賞者コメント
最初は年賀状のために初めてpalanARを使用してから、触れば触るほど楽しくなり、時間があればこんな事もできるのでは?とプログラム・3Dツールを調査、組み込みを繰り返すうちにどんどん没頭していきました。初心者はもちろん、プロでも気軽に試して作り込めますし、サーバーなども気にせず作ることだけに没入できるのはとても素晴らしい環境だなと思います。
最近はVPSなども興味があり、調べているところです。コンテストと、この環境がなければココまでモチベーションを保ってできなかったと思います。この度は素晴らしい機会を与えてくださり、誠にありがとうございました。
Niantic賞
KAPPA BASH 様
かっぱ出没
隅田川にはかっぱが生息していたという伝説があります。もし、実際にかっぱが存在したら突然私たちの前に現れるのかな、と想像しながら制作しました。
受賞者コメント
Niantic賞を受賞できたこと、大変光栄に思います。隅田川の伝説、カッパをARで蘇らせ、その魅力を現代に伝えられたことは夢のようです。カッパとの不思議な出会いが、あなたにも訪れるかもしれませんよ。
審査員コメント
Niantic 白石 淳二
「palanAR Winter Challenge2024」にて多くのユニークな作品を楽しませて頂きました。そして、8th Wallオプションを活用して作られた作品群の中から、外出時にこんな不思議な出会いがあったら楽しいと思えた「かっぱ出没」を、Niantic賞として選ばせていただきました。自然すぎて最初は気づきませんでしたが、手すりの向こう側にバーチャルのカッパを出現させるには色々な工夫が必要だったんじゃないかと思いました。ぜひ作成した方に聞いてみたいと思いました。
ARアート賞
radicalOta様
Echo#1
ARを通して絵画を鑑賞する作品。シリーズの1作品目。絵にスマートフォンをかざすとARでしか見えない「絵」が現れる。そこに存在しているかもしれない何かを、人間の視覚だけでは見ることができないものをARとして鑑賞することで既存の絵画を拡張する。
受賞者コメント
一昨年XRと出会いそこからフィジカルのキャンバス作品とARを掛け合わせた作品を制作してきましたが、初めてこのような賞を受賞でき嬉しく思いつつ、自分の表現方法に自信が持てました。この機会を活かして更に制作を続け新しい美術鑑賞体験を開拓していきたいと思っております。アートギャラリー賞に選出いただき重ねて感謝いたします。
審査員コメント
株式会社織絵 作山 雄彦
AR(拡張現実)を作品の一部として統合し、その技術や行為に焦点を当てるアプローチは、現代アートにおいて非常に興味深いです。この様な作品は、デジタルとリアルの境界線を模索し、新しい表現の可能性を追求しています。作品自体がARを通じて豊かな体験を提供する一方で、AR体験に頼らず、作品そのものと対話し、鑑賞できるというアプローチは、アートにおいて新しい視点を開拓していると捉えました。
このアプローチにより、デジタルとリアルの境界線が曖昧になり、新しい領域が生まれることを期待します。アーティストがリアルとデジタルの手法を両方取り入れることで、異なる次元からの視点を融合させ、作品に深みと多様性を与える事が出来ると感じました。
同様な作品が増え、アートの領域がさらに多様で革新的なものとなり、新たな視覚的・感覚的な体験を通じてアートとの関わり方を再評価する事を期待すると共に、アートがリアルとデジタルを融合させ、その境界に挑戦することで、新たなアートの形態や文化が生まれ、進化していく可能性も期待しています。
palanAR賞 (表示は五十音順)
うっぴー 様
星の傘
傘の石突を中心に、自転する大きな星と、その周りを公転する惑星が現れます。傘を開くことでARが発動します。
株式会社palan コメント
傘の柄と合わせた世界観含め、現実を素敵に拡張している作品だと感じました。傘の石突をマーカーとしたARを初めて見ましたが、トラッキングも安定しており、惑星や星の動きも可愛いです。現実の傘の魅力をデジタルでより高めることが出来ることが出来ている作品だと感じ、palanAR賞に選定させていただきました。
ながみね 様
i'm lovin' it
指をさすと文字を表示できるAR。文字の内容と色は自由に設定できます。いろんな物や場所に指をさして写真や動画を撮ろう!
株式会社palan コメント
自分の「好き」など気持ちをARで表現できる、ARを活用したコミュニケーションの可能性を感じさせて頂ける作品でした。実際に体験するとまだ安定しない部分はありますが、(palanARのトラッキング含め)改善することで、より安定した指さしARが出来るようになり、様々なユースケースで使われるようになると良いなという期待を込め、palanAR賞に選定させて頂きました。
アイデア賞 (順不同)
まるな 様
おに退治できるかな?
赤おに、青おにが交互に現れるので、画面をタッチ!10秒以内に豆を投げて全部退治しましょう。おにはそと~ふくはうち~
株式会社palan コメント
シンプルですが、イベント機能を活用した、お子さまが楽しめるような素敵なアイデアだと感じました。実際にお子さまにスマホをタッチして遊んで頂く様子が目に浮かびます。節分がより楽しくなるようなアイデアだと思います。
maropi 様
【VR演劇チョイス】公演観賞体験AR
2023年11月末に私が脚本と演出を務め、VRChatで行ったVR演劇「チョイス」の公演をARでも体験できるようにいたしました。公演のアーカイブ映像はYouTubeにて見ることはできますが、ARにすることによって周りの観客がいることや、舞台とのリアルな距離感を感じられ、より実際の観賞環境に近い感覚を得ることができます。
株式会社palan コメント
目の前の空間が劇場になるというアイデアが素晴らしいと感じました。ARで実現することで「今いる空間で演劇を見ること」ができ、新たな価値を感じることが出来るのではないかと思い、アイデア賞に選定させて頂きました。
Takupon Papa 様
富士山ゴミ拾いARゲーム
キャラクターを操作して、富士山の周りに落ちているゴミを拾うゲームです!このゲームを通じて少しでも、意識が変わればいいな!
※使用した3Dモデルは、Scaniverseで3DスキャンしたものやBlenderで作成したものです。
株式会社palan コメント
社会問題への意識を、楽しみながら変えていくことができるコンテンツだと感じました。動画ではなく、3次元のARにより問題を伝えることで、理解も深まる教育・啓蒙の可能性を感じ選定させて頂きました。
forks 様
地域の天気による商品提案アプリ
本作品はユーザの地域の天気予報によってスマホに表示される内容が違ってきます。地域の天気予報が晴れ、曇り、雨、雪によって、それに併せた天気オブジェクト(太陽、雲、傘、雪だるま)と、その天気に合わせたファッションをしたモデルが表示されます。同じ時間に大阪の人がアプリにアクセスしても、福岡の人とは違う結果がスマホに表示されることがあります。
仕組みとしてはJavaScriptのGeoLocationAPIを使ってユーザの位置情報をとり、それをOpen Street Mapsで都道府県を特定し、その情報をもとに 天気予報APIでその都市の天気予報情報を取得しています。そして天気予報情報をもとに表示するオブジェクトを選別しています。
この作品ではコード変種機能を駆使して外部APIとの連携が出来るようにし、レスポンスの内容によって表示するオブジェクトが変更出来るPOCを作りました。正直もうちょっと作り込むことは出来ますが、POCなので、取得する位置情報は都道府県までに絞り、使用するオブジェクトもpalanAR内から探せるものだけに限定しました。
※レイアウトの都合上一部省略させていただいております。
株式会社palan コメント
利便性も高く、また天気によって変わる演出含め、創造性が高いコンテンツだと感じました。WebARでありながらも、1つのURLで一人ひとり異なる動的なコンテンツを実現されています。まだ私達も改善段階にあるカスタムコード機能を上手にご活用頂き、アイデアをわかりやすく形にされていることから、賞に選定させて頂きました。
ホロちゃん 様
だんグラとpalanARでMR体験!
ホログラム株式会社開発の安価なMRグラス「だんグラ」/「だんグラKids」(https://ho-lo.jp/products/hardware/dangla/ )/(https://ho-lo.jp/products/hardware/kids/)に対応したARを作成しました!背景を黒くしてだんグラを使うことで、実際に目に映る視界に3Dオブジェクトが出現して見えるようになります。ARの内容としてはクリスマスをテーマに冬の季節感を表現しました。このARは、スマホを横向きにしてだんグラ/だんグラkidsに固定して体験するARです。
【使い方】だんグラは2眼レンズが入っているため、だんグラを使用する場合は2眼レンズを外してARをお楽しみください。だんグラKidsの場合はそのままスマホを固定してARを楽しめます。
株式会社palan コメント
私達もWebARコンテンツをスマホで縦、もしくは横で見るもの!という先入観があった為、MRグラス「だんグラ」での活用方法に驚きました。スマートフォンの場合、どうしても視野が狭くなってしまうことや、かざす大変さがありますが、今回のご利用方法でそういった問題も解決できる可能性を感じました。
palanARってどんなサービス?
簡単3ステップで
誰でもARが作れるサービスです!
プログラミングや3Dツールの知識がなくても作成可能。
困ったときはslackコミュニティで質問できます!
審査員コメント
株式会社palan 齋藤瑛史
撮影のロケーションも映え、また空間や音楽を組み合わせ、見てて飽きないコンテンツだと感じました。また、ただ見るだけではなく明示的にユーザーの操作(タップなど)をすることで、より体験者に楽しんで頂くことができると思います。空間を大きく使うことで、MRデバイスでも映えやすい内容になっており、MRデバイス賞に選定させて頂きました。